1.狩猟適正化の推進


  1. 事業委員会・教育指導委員会が連携し、新人講習・散弾射撃大会・ライフル &スラッグ練習会内容を検討し実施します。
  2. 大日本猟友会から貸与されたベスト・帽子の着用については、狩猟及び有害駆除の際の着用を徹底します。
  3. 鹿猟の際の残滓処理の徹底指導を根気よく続けます。
  4. 猟銃・装弾等の保管については、引き続き管理の徹底を指導します。
  5. 毎年営林署及び支庁など関係各署から種郎に関するマナーの低下について指摘を受けております。今後ともこれらの問題に根気よく取り組みます。

2.ハンター保険の加入促進と共済制度


 ハンター(任意)保険の100%加入を目指します。会員の皆様には非会員の方に対して、保険加入の啓蒙へご協力を依頼しています。また、支部会員の全ての方が大日本猟友会共済制度の恩恵を受けられることも併せてPRし、会員増加を図ります。

3.有害鳥獣捕獲とヒグマ防除隊への積極参加で社会貢献を


 特定の鳥獣個体の増加により、市民社会への被害や危険性が増加しております。このことから、市町村・農協・企業からの依頼による駆除、護衛の依頼が増加しています。札幌支部では、札幌市とヒグマ被害防止対策業務の委託契約を結び、防除隊を編成し協力しています。有害鳥獣駆除及びヒグマから市民を守る業務はハンターができる社会貢献の一つです。

4.部会活動の推進


 札幌支部は支部全体での活動のほかに、区ごとに分けた部会活動も行っています。部会ごとの総会・共同猟・懇親会など独自の行事をさらに進めることを目標とし、人数や日程等、部会単体でも活動が難しい場合には他部会と共同で実施します。

5.猟野の環境保全


 残滓処理の規制は強化され、社会が残滓放置に厳しい目を向け始めています。残滓放置は、猟野だけではなく自然環境そのものを汚す行為です。毎年行われる入林説明会等では会員の皆様に適切な残滓処理の徹底を指導しておりますが、今後も残滓問題を含む狩猟マナーの向上に尽力いたします。

6.新人勧誘と広報活動の拡充


 一般社団法人北海道猟友会の狩猟免許試験予備講習会も、石狩管内は札幌支部が担当し継続的に実施しています。さらに札幌支部の行事では、新人研修の内容を充実することで鳥獣被害防除の担い手育成を行っております。毎年1月には、むかわ町栄地区にて、エゾシカ共同猟及び解体研修会が行われ100名以上が参加します。新人会員がベテラン指導者のもとで、午前中は巻き狩りを行い、捕獲物を研修会場に運び解体するこの研修会は、狩猟と解体の技術向上に役立つ貴重な機会です。